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三井住友海上駿河台新館が完成、都内トップクラスの環境性能ビル

2012/05/02

 三井住友海上は、2013年に予定している本社ビル統合事業の一環として、5月1日から新たに完成した駿河台新館(東京都千代田区神田駿河台三丁目)の使用を開始した。最新の省エネ技術を採用した都内トップクラスの環境性能ビルで、一般オフィスビルのエネルギー消費量と比較して37.6%のエネルギー削減が可能となっている。また、災害時の事業継続性確保のため、高い耐震性と停電・断水など備える各種設備・システムがあり、周辺住民や帰宅困難者の一時避難場所としても活用できる。
 駿河台新館の高さは102メートル、敷地面積5417平方メートル、延床面積6万4458平方メートルで、地上22階、地下3階。屋上に最大出力30kWの太陽電池パネルを設置し、雨水や雑排水、厨房排水を原水とする排水再利用システムを採用している。事務所の照明は、明るさセンサーによる自動調光と人感センサーによる自動点滅を行う。また、駿河台周辺の大型施設へ空調用の冷水・温水を供給する地域冷暖房施設を設けている。さらに、ダブルスキン外装によって、夏の熱負荷削減と冬の断熱効果向上が期待される。
 同社は、これまで都心のビル緑化のトップランナーとして、隣接する駿河台ビルの屋上庭園をはじめとする地域の緑化に取り組んできた。駿河台新館の敷地には、生物多様性の観点から鳥や蝶が好む樹種を植栽しており、皇居と上野公園をつなぐエコロジカル・ネットワークの形成を目指している。駿河台ビル改修後の2013年には、2つのビルの総敷地面積1万7387平方メートルのうち、7154平方メートルを緑化(緑化率41.1%)する予定である。
 地域との交流として、駿河台新館横には、環境に関する情報発信や地域交流のための施設「ECOM駿河台」が誕生。名称のECOMは「環境:Eco」+「コミュニケーション:Communication」を表現しており、社内公募で決定した。建物の1階にはオーガニックカフェが入居し、2階はコミュニケーションスペースとして各種イベントなどに活用していく。

提供元:新日本保険新聞社


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