車にかかるお金のこと

燃費について

シェアリング

車の節約テクニック

おすすめリンク

日本興亜損保、温室効果ガス1,420トン分のカーボンオフセットを実施

2010/04/28

 日本興亜損保は、顧客の温室効果ガス排出量削減を支援するため、保険商品・サービスに関連したカーボンオフセットを実施しているが、このほどインドにおける風力発電プロジェクト、水力発電プロジェクトから創出された排出権を取得して、2009年度上期分として合計1,420トンのオフセット手続き(国連が認証した排出権の取得および日本国政府への無償譲渡)を完了した。このカーボンオフセットを付帯した保険商品・サービスは、08年9月から実施しており、今回の手続き分を加えたオフセットの累計は2,436トンとなる。これは東京ドーム約67個分のスギ森林が1年間に吸収するCO2に相当する。
 同社は、自社が排出する温室効果ガスについて12年度のカーボンニュートラル化を目指しているが、このほかに保険商品・サービスを通して環境保全の重要性を広く社会に伝え、顧客をはじめとしたステークホルダーの環境配慮行動(紙の省資源化や修理部品の省資源化など)を促していきたいと考え、本業である保険商品・サービスに関連したカーボンオフセットの仕組みとして、2つのプランを実施している。
 自動車保険「Web確認」カーボンオフセットは、自動車保険を契約した際に、契約者に紙による保険証券や約款の発行を行わず、インターネットで確認するペーパーレスの仕組み。Web確認の契約件数に応じて同社が1件当たり50円を負担して、開発途上国における自然エネルギー系のクリーン開発メカニズム(CDM)から生まれる排出権(CER)を調達し、日本国政府に無償譲渡する。09年上期分の実施件数は7万6,010件で、前年同期比118.6%。
 もう1つは、保険事故対応カーボンオフセットで、車両保険事故の車両修理時に環境にやさしい樹脂バンパー補修やエコパーツ(リサイクル部品)を活用した件数に応じて、1件当たり50円を同社が負担して、Web確認カーボンオフセットと同様に、CERを調達し日本国政府に無償譲渡するというもの。09年上期分の実施件数は2万8,955件で、前年同期比115.0%となっている。

提供元:新日本保険新聞社


無料でカンタンに自動車保険一括見積もりができる
保険の窓口インズウェブ 自動車保険一括見積もり

ドライバー保険ネット見積もり