損保ジャパン日本興亜、「イクボス企業同盟」に加盟
2015/04/28
損保ジャパン日本興亜ホールディングスと損保ジャパン日本興亜は、NPO法人ファザーリング・ジャパンが設立した「イクボス企業同盟」に加盟した。イクボス企業同盟は、育児や介護など、私生活と仕事の両立を目指して働く部下の活躍を後押しする上司(イクボス)の必要性を認識し、積極的に自社の管理職の意識改革を図り、イクボスの養成を目指す企業間のネットワーク。
女性活躍が進展し働く母親の増加や父親の育児参加が進んでいる時代において、男女ともに仕事と生活の調和を図りながら働き続けられる職場づくりを実践することが重要である。積極的に管理職の意識改革を図り、イクボスを養成していくため、今回、イクボス企業同盟に加盟することにした。イクボスの育成や制度の充実を図ることで、男女ともに仕事と生活を両立させながら働くことができる職場づくりを実践していくとしている。
◆損保ジャパン日本興亜の具体的な取り組み
▽男性社員の育児休業取得推進
男性社員の育児への参加意識を高めるため、上司から育児休業対象である男性社員の育休取得を促すことで、短期育休(7日以内、有給)の取得率100%を目指す。
育休取得推進ツールとして、「男性育休取得推進チラシ」と「おめでとうカード」を新たに活用。男性育休取得推進チラシは、制度の概要と育休取得に関する疑問点をまとめた内容となっており、社員の制度理解につなげていく。また、おめでとうカードは、上司から男性社員とその配偶者に、お祝いのメッセージと上司として行う支援を書
いて送るお祝いカード。
制度面では、4月から短期育休の取得申請期限のルールを変更し、これまでの1か月前までから、前日までの申請を可能とした。
▽イクボス育成・周知に向けた取り組み
○「イクボスセミナー」の開催
7月に主に管理職層を対象とした「イクボスセミナー」の開催を予定している。外部講師によるダイバーシティマネジメントに関連したテーマの講演のほか、社内のイクボスによるパネルディスカッション等の実施を予定。
○上司向け「育休者復帰マニュアル」の刷新
育児休業に関する規定や申請方法が中心であった従来の上司向けのマニュアルを刷新し、育休から復帰する社員に対する上司の話法や対応方法などをより具体的に記載し、5月から展開する。
提供元:新日本保険新聞社