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NKSJ-RM、CO2削減貢献量算定支援コンサルティングを開始

2012/07/02

 NKSJリスクマネジメント(NKSJ-RM)は、7月2日から、企業が省エネ製品やエコ製品、低炭素型サービスなどの提供によってCO2排出の抑制に貢献した量の算定(CO2削減貢献量算定)を支援するコンサルティングの提供を開始した。
 企業の温暖化対策では、製品などの製造・生産工程だけでなく、製品やサービスの使用・利用段階などを含めたライフサイクル全体の取り組みが重視されるようになってきた。その結果、企業には自社のCO2排出量を削減するだけでなく、製品やサービスの提供を通じて社会全体のCO2排出量の削減に貢献していることを評価してほしいという要望があり、CO2削減貢献量を算定する企業が増えている。また、日本では化学、電子・電機業界が算定ガイドラインを公表しており、海外でもIEC(国際電気標準会議)が国際的な基準を公表していることから、今後、CO2削減貢献量算定に対する企業の関心が高まることが予想される。
 NKSJ-RMでは、東京都「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」の登録検証機関としての温室効果ガス排出量検証業務や、エネルギーマネジメントシステムの国際規格であるISO50001の認証取得支援などのサービスを通じて培ってきたノウハウを生かし、CO2削減貢献量の効率的な算定を支援することにした。
 このサービスは、CO2排出削減プロジェクトのCO2排出削減量に関する算定・報告の国際的な基準である「GHGプロトコルプロジェクト基準」や「ISO14064Part2」「IEC/TR62726」などに基づき、CO2削減貢献量の算定を支援する。流れとしては、(1)算定方針・算定ルールの策定、(2)対象製品・サービスの選定、(3)ベースライン製品・サービスの選定、(4)製品・サービスごとの算定式の作成、(5)排出係数(排出原単位)の収集、(6)削減貢献量の算定・分析となっている。企業の規模や業種、算定範囲、支援内容によって異なるが、期間2か月、約60万円からとなっている。同社では、今年度10件、2000万円の受注を目指している。

提供元:新日本保険新聞社


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